関節が鳴ることとダメージは関係ある?

【Mocosuku 2017/01/20】
関節を鳴らすとダメージが蓄積されるとの仮説が示されている記事です。
今回のグレック・カウチャック博士らの研究では、音の原因が関節内で生じた気泡ということだけでなく、その気泡に滑液が流れ込んで消える時に音が鳴るということまで映像として確認できた、というわけです。
無理矢理関節を伸ばしてはじめて音が鳴るとわかったことからも、ポキポキと鳴るたび余分な圧力が関節にかかっていることは確かなようです。
しかしながら、
関節の音や圧力の変化と関節のダメージとの因果関係はわかっていません。

ポキポキという「音を鳴らす」ことが関節にダメージを与えるのではなく、鳴らす行為に伴って生理的な範囲を超えて靭帯などの「関節構造体に急激なストレスを繰り返し加えること」がダメージだと考えられるのですが…。

「鳴らすと気持ちいい」は悪いことではなく、「鳴らすために無理に動かす」のが悪いのではないかと思います。

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